Rune-line

サーター王国

(6)ヒョルト人の一年

A Year of Heortlings

Rune-line

2002/01/19 ぴろき
この記事は「Thunder Rebels」(Issaries Inc.刊)を
参考にして書かれています。

 サーターの山間で素朴な田園生活を営むヒョルト人たちは、一年を1サイクルとした農耕・牧畜生活をはるかな古の時代からずっと続けてきました。一年のそれぞれの時期には決まった祭日と決まった作業があり、人々は父祖から伝えられてきた伝統と知恵にのっとって、日々の糧を得、神々に感謝し、生を楽しむのです。この神聖な周期が乱れることは、即、生活にとって大きな障害、時には氏族全体の命運をも左右する大事となります。それだけに、ヒョルト人たちは、いつどのような風が吹き、天候が移ろっていくかということをいつでも注意深く観察しているのです。

 ここでは、ヒョルト人の一年の暮らしを概観してみることにします。


ヒョルト人の太陽暦

 ヒョルト人は、一年の暦をはかるために、グローランサでおそらく最もよく使われている「太陽暦」を使っています。太陽暦では、1週間は7日で、季節は8週間ずつ5つあり、1年のおわりには「聖祝期」と呼ばれる特別な2週間があります。したがって、1年の長さは294日です。

【一季節】
大地
混乱 1 2 3 4 5 6 7
調和 8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
豊穣 22 23 24 25 26 27 28
安定 29 30 31 32 33 34 35
移動 36 37 38 39 40 41 42
幻影 43 44 45 46 47 48 49
真実 50 51 52 53 54 55 56
月相 下弦
の月
新月 暮月 上弦
の月
上弦
半月
満月 下弦
半月

 注意しなければならないことですが、ヒョルト人は1日を日没から日没までの間、と見なしています。つまり、太陽が没すると1日が始まります。そして、夜が過ぎ、日が昇り、中天を走って、また西の空に日が没すると、1日が終わって、また新しい日が始まるわけです。

 五つの季節とは、海の季(春)、火の季(夏)、地の季(秋)、闇の季(冬)、嵐の季(晩冬)です。それぞれにどのような生活が送られるかは、下で詳しく述べます。

 なお、ヒョルト人は一年のうち二十八個の日を「聖祝日」として神をたたえる祭りを行います。どの日がどの神の聖祝日なのかは決まっています。オーランスとアーナールダについては毎季節、聖祝日が設けられていますが、オーランスならば嵐の季、アーナールダならば地の季の聖祝日は、特に神聖なものとされ「大聖日」と呼ばれます。


前年の聖祝期

 一年の終わりである聖祝期は、グローランサの住人にとって特別な2週間です。なぜなら、グローランサを構成する五つのエレメントの移り変わりに従って、海、火、地、闇、嵐と遷ってきた季節が巡り終わると、いったん世界は終焉を迎えてしまうからです。新しい年を始めるためには、地上、異界を問わずグローランサ全体に住まうすべての者たちが、神話時代の故事にのっとって、世界を再創造しなければなりません。終わってしまった世界に再び活力を吹き込むために、世界中で“大いなる盟約”を再現する神事が催されます。これは全世界の住人が参加する一大ヒーロークエストであり、2週間の間、人々は混沌と戦い、混沌を打ち破り、世界を統べる“盟約”を結び、“曙”をもたらすために活動するのです。

 また、この期間には翌年の作物の出来柄をはじめ、人々の運勢に関するお告げが神々からもたらされます。もし凶兆が示されれば、次の年は供犠を多く行い、神々にさらなる加護を求めなければならないでしょう。

 ヒョルト人は、この2週間の間に、主に以下のような祭事を執り行います。

【聖祝期の暦】
大地
幸運 1 2 3 4 5 6 7
運命 8 9 10 11 12 13 14
月相 下弦
の月
新月 暮月 上弦
の月
上弦
半月
満月 下弦
半月

1日目:婚礼の日 Together Day
オーランスとアーナールダの幸福な結婚を祝福する祭日。
未婚の男女は既婚の男女に心づくしの贈り物を贈る。
日が落ちると妻たちは夫のもとから離れる。
以後、一週間半の間、夫婦は食事や寝所を別々にして、祭事も別々に参加することになる。
4日目:光持ち帰りし者たちの日 Lightbringers Day
オーランスの旅立ちを祝う日。
この日の最後に、七人の指導者たちが「光持ち帰りし者たちの探索行」のヒーロークエストに旅立つ。
彼らが一週間後の「帰還の日」に帰ってくるまで、氏族は全力でこのクエストを支援する。
世界が再び健全に回り始めるか否かは、このクエストの成功にかかっている。
5日目:生き残りの日 Survival Day
オーランスの不在中、嵐の村を守ったエルマルを讃える日。
6日目:秘密の抜け道の日 Secret Way Day
地界で道に迷った「光持ち帰りし者」たちをイサリーズが助けたことを祝う日。
7日目:我が戦い、皆が勝ったの日 I Fought We Won Day
「光持ち帰りし者たちの探索行」におもむいた七人をのぞく全員がこの儀式に参加する。
彼らひとりひとりは混沌と独力で戦う試練を受ける。
神話がそうであったように、各人の勝利がワクボスの敗北を導くのである。
実際に混沌の怪物が出現する場合もあり、この儀式は聖祝期の中で最も危険なものとなる。
8日目:秘密の癒しの日 Secret Healing Day
地界で傷ついた「光持ち帰りし者」たちをチャラーナ・アローイが癒したことを讃える日。
11日目:帰還の日 Return Day
「光持ち帰りし者たちの探索行」におもむいた七人が、地界から生命力そのものであるアーナールダをつれて帰還する。
彼らは協力して太陽神エルマルを再び空へと舞い上がらせ、“太陽の松明”を灯す。
他の無数の神々もこのときに死から復活する。
「光持ち帰りし者」の偉業をたたえてヒョルト人たちは盛大な宴を催し、世界の再生を祝う。
また、この日に、一週間半の間離ればなれになっていた夫婦たちがもう一度結婚して共に暮らし始める。
14日目:予言の日 Prophecy Day
「光持ち帰りし者たちの探索」が完遂され、「時」が始まる。
ランカー・マイは妻たる「知識の光」と再びひとつとなる。
神巫たちは翌年の運勢について神託を受け、人々に告げる。

海の季...芽吹きの春

 聖祝期が無事終わり、新たな一年が始まると、最初に訪れるのは新たな生命と芽吹きの春である海の季です。この季節は畑の耕しと種まきが行われる農繁期です。風吹く春のうららかな陽気の中、初春に北西からやってきた嵐(雷鳴轟かすオーランスの姿のひとつである)によって潤された畑で、農夫たちは野良仕事に精を出します。牧人たちは新しく生まれた子羊を世話し、おなかをすかせた牛たちを春の乙女ヴォーリアの祝福を受けた緑豊かな牧草地へと連れ出します。さらに、氏族の間での交渉ごとや婚礼が新年を機に盛んに行われるのです。

【海の季の暦】
大地
混乱 1 2 3 4 5 6 7
調和 8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
豊穣 22 23 24 25 26 27 28
安定 29 30 31 32 33 34 35
移動 36 37 38 39 40 41 42
幻影 43 44 45 46 47 48 49
真実 50 51 52 53 54 55 56
月相 下弦
の月
新月 暮月 上弦
の月
上弦
半月
満月 下弦
半月

9日目:花の日 Flower Day
春の乙女ヴォーリアの聖祝日。春の芽吹きを祝う。
11日目:鋤祝いの日 Plow Blessing Day
鋤の神バーンターの聖祝日。
24日目:讃えの日 Honoring Day
すべての母アーナールダの聖祝日。女性が歌と贈り物で祝福される。
39日目:剣の日 Sword Day
冒険者オーランスの聖祝日。男たちが武具を着けて参集し、夏の敵襲に備えて供犠を行う。
可変:雷鳴の日 Thunder Day
大いなる嵐オホーランス(雷鳴轟かすオーランスの姿のひとつ)の聖祝日。最初に北西の嵐がやってくる日に行われる。
夏の大雨がやってくる「大いなる雨の日」を占う。

1日目:春分の日
昼と夜の長さが同じになる日。一年のはじまり。
40日目:氏族集会
それぞれの氏族で集会が開かれる。
41日目:部族の市の日
部族王のおひざもとで市場が開かれる。

火の季...戦いの夏

 夏である火の季は、活動と成育の季節です。海の季にまかれた麦の種は、ヘラー神のもたらす豊かな雨と太陽であるエルマル神の熱によってすくすくと育つため、この時期、人々は野良仕事から解放されます。この農閑期は、戦争の季節でもあります。手が空いた男たちは隣の氏族へ牛泥棒に出かけたり、あるいは氏族全体でまとまって宿敵の土地に攻め込むこともあります。男たちはこうした戦で勇気を証立て、戦利品とともに家族の待つ農場へと帰るのです。一方、人手を使ってさまざまな行事も催されます。氏族の長たちは誉れを勝ち取るべくさまざまな宴や祭りを挙行して近隣の人々を集めるのです。

【火の季の暦】
大地
混乱 1 2 3 4 5 6 7
調和 8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
豊穣 22 23 24 25 26 27 28
安定 29 30 31 32 33 34 35
移動 36 37 38 39 40 41 42
幻影 43 44 45 46 47 48 49
真実 50 51 52 53 54 55 56
月相 下弦
の月
新月 暮月 上弦
の月
上弦
半月
満月 下弦
半月

24日目:暖炉の日 Hearth Day
暖炉の女神マホーメイの聖祝日。
26日目:勝利の太陽の日 Victorious Sun Day
太陽の神エルマルの聖祝日。
39日目:法の杖の日 Lawstaff Day
すべての父オーランスの聖祝日。法を作った神々をたたえる日。
氏族間の重大案件は翌日に部族集会をひかえたこの日に審議される。
可変:大いなる雨の日 Great Rain Day
雨の神ヘラーの聖祝日。最初に夏の大雨が降る日に行われる。
秋の嵐がやってくる「守護の日」を占う。

12日目:夏至の日
昼がもっとも長くなる日。
32日目:建国王の日 Founder's Day
旧サーター王国の建国記念日。
40日目:部族集会
部族全体の集会が開かれる。
41日目:部族の市の日
部族王のおひざもとで市場が開かれる。
42日目:御披露目の日 Presentation Day
神々の王オーランスとドラゴン殺しアラコリング王の聖祝日。

地の季...恵みの秋

 アーナールダの祝福を受けた秋が地の季です。これは恵み深い収穫期ですが、同時に戦いではなく和平を求める時期でもあります。人々は再び畑や放牧地に赴いて終日忙しくはたらきます。やがて来る厳しい冬にも備えなければなりません。牛が屠られて肉にされ、狩人は森で獲物を捕らえて皮をはぎ、それらは収穫された麦とともに食糧倉庫に大切に保管されます。男たちは冬の寒気と雪に耐えられるよう、農場の補修に汗を流します。森で集められた枝や泥炭は、炭焼き小屋で冬用の炭や蝋燭にされます。また、最初の霜が降りると、冬の数少ない楽しみである麦酒が晩秋の冷気を利用して酒蔵で醸造されます。

 地の季の二十四日目にあたる豊穣の週/大地の日はアーナールダの大聖日にあたり、盛大な感謝祭が開かれます。また、この日に収穫のための道具出しを一斉に行います。

【地の季の暦】
大地
混乱 1 2 3 4 5 6 7
調和 8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
豊穣 22 23 24 25 26 27 28
安定 29 30 31 32 33 34 35
移動 36 37 38 39 40 41 42
幻影 43 44 45 46 47 48 49
真実 50 51 52 53 54 55 56
月相 下弦
の月
新月 暮月 上弦
の月
上弦
半月
満月 下弦
半月

3日目:凪の日 Still Day
凪の女神ブラスタロスの聖祝日。男女別々に祭儀を行う。
24日目:道具出しの日 Tool Day
アーナールダの大聖日。収穫のための道具が準備される。
秋分の日でもあり、昼と夜の長さが同じになる。
27日目:戸締まりの日 Shutting the Door Day
大地を揺るがす者マーランの聖祝日。
38日目:収穫の日(ガチョウの日) Harvest Day, Goose Day
大地の母エスローラの聖祝日。女たちは一日中女神をたたえる歌を歌う。
女性しか参加できない。
27日目:刈り入れの日 Reaping Day
家長デューレヴの聖祝日。収穫のために大地を傷つけることを大声で慟哭する。
男性しか参加できない。
可変:守護の日 Defense Day
女戦士ヴィンガの聖祝日。晩秋の大風がやってくる日に行われる。
真冬がやってくる「貢ぎ物の日」を占う。
可変:休息の日 Rest Day
富の祖母アズリーリアの聖祝日。収穫が終わった日に行われる。

41日目:部族の市の日
部族王のおひざもとで市場が開かれる。

闇の季...厳寒の冬

 次にやってくるのは一年でもっとも厳しい季節である闇の季です。その名のとおり、ドラゴン・パス地方は厚い雪と暗闇に閉ざされてしまいます。この間、ヒョルト人たちは家畜とともに農場の中に閉じこもり、ひたすら冬が過ぎ去るのを待ちます。農場の外では、深い闇の中でトロウルの群があちこちを略奪し、豪雪の上を冬の神ヴァリンドのしもべである氷の魔物が跳梁しているのです。死に至る寒気をしりぞけるのは、フマクト神である冬の北風と、家をあたためる優しい炉の女神マホーメイの灯火だけです。人々は暖かい家の中でほらばなしを競い、古の物語を語り、詩人の歌声に耳を傾けます。家の祭壇や農場の寺院では、加護を願って神々への供犠も盛んに行われます。

【闇の季の暦】
大地
混乱 1 2 3 4 5 6 7
調和 8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
豊穣 22 23 24 25 26 27 28
安定 29 30 31 32 33 34 35
移動 36 37 38 39 40 41 42
幻影 43 44 45 46 47 48 49
真実 50 51 52 53 54 55 56
月相 下弦
の月
新月 暮月 上弦
の月
上弦
半月
満月 下弦
半月

8日目:屠りの日 Slaughter Day
この日から家畜の屠殺をはじめる。
9日目:供犠の日 Sacrifice Day
羊飼いの神ヴォーリオフの聖祝日。
20日目:祖霊の日 Anscestor Day
祖霊たちが子孫のもとにやってくる真冬の晩。
24日目:機(はた)祝いの日 Loom Blessing Day
癒し手アーナールダの聖祝日。
女たちは機織り小屋に参集して、人々を加護する儀式を行う。
また、「影落ちる日」に用いる女神の死に装束を織る。
39日目:防護の日 Protection Day
雷鳴轟かすオーランスの聖祝日。
あらゆる大気の諸相を崇め、冬を追い払ってくれる嵐の神々に供犠を捧げる。
43日目:影落ちる日 Shroud Day
地界の女神タイ・コラ・テックの聖祝日。
アーナールダの葬儀の日であり、女たちは顔を布で覆って慟哭する。
儀式の後、女たちは女神無き冬を生きる希望を見いだす。
「女神は死んでいるのではなく、眠っているのだ」
可変:貢ぎ物の日 Tribute Day
冬の神ヴァリンドの聖祝日。雪が二日積もったままになった日を指す。
真冬のはじまりであり、地元のアンブローリや嵐の神霊に供犠を捧げる。
冬をしりぞける嵐がやってくる「兄弟の日」を占う。

41日目:部族の市の日
部族王のおひざもとで市場が開かれる。
47日目:冬至の日
夜がもっとも長くなる日。この日を境に、ヴァリンドに対するオーランスの勝利が定かとなる。
56日目:法の日 Law Day
法の語り部オーランス(オーランスアンドリン)の聖祝日。

嵐の季...嵐と冬の闘い

 冬の蓄えも少なくなった頃、嵐の季がやってきます。晩冬であるこの季節には、嵐の神オーランスが兄である冬の神ヴァリンドと激しく争います。強い嵐が吹き荒れますが、それは冬の寒気を徐々に吹き飛ばしていくのです。そろそろ食べ物が尽きそうな氏族は、生き延びるために近隣の氏族に襲撃をかけることもしばしばです。この騒々しい季節の間、人々は残り少ない食糧を宴に饗すると、冬の終わりに向けて活動をはじめます。オーランスがヴァリンドに勝利するころ、最初の耕作と種まきが行われ、牛小屋から家畜が野原へと連れ出されるのです。

 嵐の季の三十九日目にあたる移動の週/風の日はオーランスの大聖日です。儀式の中、オーランス信徒は全員で神界におもむいて、オーランスとともに冬と暗黒との戦いに挑みます。凧や旗や煙が盛大にあげられて偉大なる神を終日たたえるのです。

【嵐の季の暦】
大地
混乱 1 2 3 4 5 6 7
調和 8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
豊穣 22 23 24 25 26 27 28
安定 29 30 31 32 33 34 35
移動 36 37 38 39 40 41 42
幻影 43 44 45 46 47 48 49
真実 50 51 52 53 54 55 56
月相 下弦
の月
新月 暮月 上弦
の月
上弦
半月
満月 下弦
半月

6日目:よき風の日 Good Wind Day
風の父コーラートの聖祝日。
12日目:恋人の日 Lovers' Day
アリンクスの神インキンの聖祝日。
18日目:死の日 Death Day
死の神フマクトの聖祝日。
24日目:女王の日 Queen's Day
女王アーナールダの聖祝日。この日、女族長や女王の決断は一層の権威を持つ。
34日目:ほえ猛る日 Bellow Day
嵐の雄牛ウロックスの聖祝日。
39日目:一なる日(妻の日) One Day, Wife Day
オーランスの大聖日。母なるアーナールダの聖祝日でもある。
オーランスの信徒は全員神界におもむき、オーランスとともに冬を駆逐する戦いに挑む。
旗や凧、煙があげられて嵐が祝われ、来たるべき春の到来を告げる儀式が行われる。
これより二週間、聖祝期の「光持ち帰りし者たちの日」に至るまでいろいろな祭儀が行われる。
可変:兄弟の日 Brothers' Day
雷鳴の兄弟の聖祝日。最初にあたたかい嵐が吹いた日に行われる。
春の嵐がやってくる「雷鳴の日」を占う。
男性およびヴィンガ信徒の女性しか参加できない。

4日目:氏族集会
それぞれの氏族で集会が開かれる。
41日目:部族の市の日
部族王のおひざもとで市場が開かれる。

聖祝期

 長い冬が終わると、一年のしめくくりとして聖祝期がやってきます。人々は新たな年をはじめるために、一年でもっとも神聖な儀式を再び執り行うのです。


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